2011/7/13 菊鶴商店(釜石市)

[もっと通・いわて]でもお世話になっていた[菊鶴商店]さん

自慢の逸品は、秘伝の味付けと骨まで食べれる「やみつきさんま」

菊鶴商店さんは、津波で工場が全壊。


ご本人も一時は津波に流されたのですが、近くの建物に捕まって助かったという

本当に大変な思いと経験をされた店主さんです。


7月より唯一残った釜石シープラザとサンフィッシュの店舗で、盛岡から商品を仕入れてご商売を再開されています。


釜石シープラザ
近隣の方やボランティアの方も訪れる「釜石シープラザ」


忙しい接客の合間をぬってお話を聞かせてもらいました。


「6/20からシープラザが再開したので、現在は珍味・乾物・お土産類を仕入れて販売してます。

釜石の漁協関係者の人は、秋の秋刀魚の収穫までには復興したい!と望んでる方が多いです。

でも

例え秋刀魚が収穫できたとしても、どれぐらい獲れるのか?

獲れた魚は釜石だけでは消費できないと思う、、人が減ってしまったから。

販路も減っているし・・・」


全壊した工場についてお伺いしたところ


「うちの周りは殆んど建物が残っていなくて…

同じ場所で再開したいけど、水道や電気といった公共機関のライフラインが復興するのかわからないし…。

でも、

こうやって店舗(シープラザ)が残っただけでもありがたいんです。マイナスからのスタートじゃないんだからね。」


菊鶴商店店舗1
菊鶴商店・工場


必要な物はありますか?

との問いに、


「欲しいものは言いだしたらキリがないからね~

ただ、辛いのは・・・

前に持ってた物と同じ物をまた買ったときかな。

どーしてまた買ったんだろう ってやるせない気持ちになりますね」


「でも、周りも一緒の気持ちだから耐えられるんですよ。

自分一人だけがこんな状況だったら、耐えられなかったと思いますよ。」


菊鶴商店 黄色い旗
建物の立ち合いを希望する旗



最後に

「上を見たらキリがないから、今はみんな自分ができることをやるだけなんです。」





本当に、

頭が下がる思いでした。


このような苦境においても、前向きな気持ちを持って日々すごすことの難しさ


また、菊鶴さんとお話して印象深かった言葉は、

「自分一人だけではなく、みんなが同じように苦労し頑張っている。だから頑張れる」


お互いに励まし合える

そして、周りからの応援のメッセージがある

だからこそ震災4ヵ月後も、気持ちを前に向けていることができるのかもしれません。


震災の記憶と想い

これらを風化させないためにも、
このブログを読んでくださった方が今一度あの日を振り返っていただけることを願います。



シープラザ釜石
〒026-0031 岩手県釜石市鈴子町22-1
tel:0193-31-1177
FAX:0193-31-1170
営業時間:9:00~18:00
定休日 :毎週火曜日


サン・フィッシュ釜石
岩手県釜石市鈴子町2番地1号(シープラザ向かい)
営業時間:7:00~16:00
定休日 :第1・第3水曜日

http://www12.ocn.ne.jp/~sunfish/

*営業時間は店舗により異なる場合がございます。

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en (えん)

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東日本大震災により被害を受けられた、岩手のメーカーさん生産者さんの「今」と「これから」を、ショッピングサイト[もっと通・いわて]のスタッフがお伝えします。

*「もっと通・いわて」は、岩手県内の特産品を、メーカー・生産者のもとから直接全国の皆様にお届けいたします!

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